世界各国で昨今取り組まれている「21世紀型スキル」。
イーマックのアカデミークラスでは、 批判的思考力(クリティカル・シンキング Critical thinking)で読解をすすめながら、問題解決力、コミュニケーション力をつける英語プログラムを導入しています。
「21世紀型スキル」とは21世紀の国際社会で必要な能力。デジタル時代のコミュニケーションスキル、思考及び問題解決スキル、効果的なコミュニケーション能力などを指します。
いまや世界で国家ぐるみのプロジェクトとして進んでおり、日本においても次期学習指導要領に盛り込まれる可能性もある(教育家庭新聞ニュース)
意見交換、探究活動が大切。。。イギリスのある学校では先生が8割、生徒が2割話していたところを、これではいけないと逆転させたそうです(文部科学省2013年1月)
21世紀型スキルの普及と教育改革のために作られた国際組織、ATC21Sでは4カテゴリ10スキルに分類、その評価方法についてPISA(国際学習到達度調査)で検討が進んでいます。
コンピュータを使ったテスト方法が検討されており、試行的に実施されています。コンピュータを使うことによって、問題を解いた時間も測定でき、思考のプロセスを分析することも可能と考えられています。
「21世紀型スキル」についての測定活動について早々に参加表明をしたのは、イギリス、フィンランド、シンガポール、韓国、オーストラリア、ポルトガルなど。(教育マルチメディア新聞)
今は存在しない職業への準備
「現在米国で需要のある職種のうちトップ10に入っているものはどれも、2004年には存在しなかった仕事でした」(2010年インテル社)
「2011年度にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、大学卒業時に今は存在していない職業に就くだろう」(2011年NewYork Times)
65%というと、3人に2人はってことです (゜〇゜;)
今は存在しない職業ってどんなのでしょうね♪ 単調な仕事はますます減っていき、専門性に秀でているよりも転身できる力をつけていた方が良いようです。
アメリカ組織のメンバーには、アップル、アドビ、マイクロソフト、サンマイクロシステムズ、インテル、オラクル、Dell、そしてディズニー、LEGO等が名を連ねています(イーマックアカデミークラスで使用している教科書の出版社も入ってます)
“21世紀型スキル”育成で “世界基準”の学力目指す
>つくば市は全校が小中一貫体制となり21世紀型スキルを基盤にした「つくばスタイル科」を新設(2012年)。
>豊島区立千川中学校では「21世紀型スキル」の実践開始(2012年)。
>タブレット端末を使った電子教科書の取り組みが開始(大阪府立大学とシャープ2012年)
>和歌山県の中学校でタブレットを使った取り組みが開始(和歌山市教育委員会と富士通)
タブレット端末の売り上げに大人は注目しがちですが、それは目的ではなく整備の1つだから早く進んで欲しいです。先生達ももっと自由に授業ができたらいいでしょうね(^_^;)
アメリカの各学校(公立)でiPadを使った授業がニュースで取り上げられていたのは2011年。2年も前です!
先生達は「私の生徒で理解が難しい子がいたけれど、ある日iPadを使って授業してみると、とても早く授業が進んだわ!過去5年のスピードをこの1年で進んだみたいよ!」「思いつかないことがたくさんおきて子ども達が次々に喜んでクラスに参加しているんだ!」と興奮気味。
教育用のappも多く出ていますけど英語版が圧倒的に多いです。英語がわかると用途が大幅に広がりますね。
イーマックでもCraigはレッスンでiPadを使っており「とっても有効だ!」とのこと。今年は、欠席の子がオンラインでも参加できるような工夫をします。